S&S事業

2021年発足の新規事業

S&S事業は、Survey(調査)と Shape(形作る)を主体にする事業です。様々なカメラを搭載したドローンで空から対象を撮影して調査を行います。また、人力で行っていた現場測量や調査もレーザー測量機によって省力にて調査を行います。そしてその調査で取得したデータ等を使用し3Dモデルや3DのCAD図面を作成します。
建設、及び設備工事の際の計画段階の資料作成や施工完了後の完成図書作成などにもご利用いただけます。

さらに、ドローンによる簡単な空撮業務も行います。
ご家族や仲間内でのキャンプなどの記念撮影にもご利用いただいています。(夜間不可)
空撮に興味はあるけどプロの空撮カメラマンに依頼するほどでは・・・
とお考えの際は先ずはご相談ください。


可視カメラによる撮影(ドローン) 調査対象を空から撮影します。目的により飛行のさせ方が変わりますが、ワイドカメラ、ズームカメラなどを使用していきます。通常は特定箇所の調査の撮影、2Dモデル作成のための撮影、3Dモデル作成のための撮影の順で飛行時間と価格が増えます。また、撮影した無加工のデータをお渡しするのか、モデル化するなどの加工を加えてのお渡しになるのかでも成果物お引き渡しまでのお時間と価格が変わってきます。
可視特殊撮影(ドローン) 通常のパノラマ撮影のほか、360°のパノラマ撮影をします。そのほか、点検業務などにはご利用いただきやすい高解像度グリッド撮影も致します。
詳しくはお問い合わせください。
赤外線サーモグラフィ装置による撮影(ドローン) 建物の外壁の剥離調査や雨漏り調査が行えます。また、人が近づけない等の場所にある電気設備の発熱状況や太陽光パネルの点検にもご利用いただけます。
赤外線サーモグラフィ装置に精通した赤外線建物診断技能士による診断になりますので安心してご利用いただけます。
3Dレーザースキャナーによる計測・調査 3Dレーザースキャナー(LiDAR)を使用して計測・調査対象を点群データ化します。例えば住宅のリフォームでは、対象の住居をデータ化しますので自社で各所寸法の確認や現状の傷み具合などを確認できます。また、そのデータを関係業者間・お客様と共有すれば現地に行かずともオンラインでお打ち合わせやプレゼン等を行えます。工場などにおいては、設備の入替や更新の際に対象設備が設置可能であるか(寸法的に)の確認や導線の確認などにもご利用いただけます。見落としがちな扉の高さや床面の段差、張り出した障害物も確認いただけます。
精度は10mで6mm、20mで8mm程となっております。
3Dモデル作成 撮影データを使用し3Dモデルを作成します。お客様がお使いのパソコンに無償のソフトウェアをインストールしていただくことにより3Dモデルをご自身で操作していただき自由にご覧いただけます。また、ソフトウェア上で長さなどの計測も行えます。
CAD図面作成 作成した3Dモデル等を使用し専用のソフトウェアにて図面化します。弊社設備配管工事業務でも使用しています。弊社では既存工場設備の更新工事などの際に現状の図面がない場合、イチから図面資料を作成するとなると相当な労力と時間を要しますがコレで省力化と時間短縮、費用削減に成功しています。
無人航空機の飛行に係る許可・承認書
・東空運航第14114号
・東空運航第5271号

保有免許
・無線局免許状 関移第20935683号
・無線従事者免許証 第3級陸上特殊無線技士

取得認定証等
・DPA ドローン操縦士回転翼3級
・SKYPEAK 1級小型ドローン操縦士
・SKYESTATE 外壁調査基礎コース技術認定証
・赤外線建物診断技能師

ご利用実例

  • 保険会社様による保険調査員の方に同行しドローンによる広範囲の3Dモデル作成や、要所の高画質カメラ撮影。
  • 建物調査員の方に同行し、建物屋上の防水状況確認にドローン撮影。
  • 建造物の外壁調査。
  • 工場設備更新の為に3Dモデルを作成し、PC上にて搬入路の確認と設置状況の確認。
  • 弊社では既存の配管、ダクト、電気ラックなどを3D図面化し増設工事施工時や、更新工事の際の資料作成に活躍しています。
  • 個人宅の屋根点検や太陽光パネル点検。(屋根点検ははしごで登ればできますが、太陽光パネルの素子異常は目視では中々発見できません。同時施工をお勧めしています。)
  • 空撮業務。個人の方の記念撮影や、会社PRの写真や動画撮影。弊社では動画編集は行っていませんが、協力会社に依頼は可能です。
  • 屋根裏の調査(建物改築の際の現状と寸法の確認)。

ドローンについて

現在ドローンを取り巻く環境は非常に複雑化しております。
飛行させる機体は国土交通省に届け出をして登録しなければならず、管轄航空局に許可・承認を得なければならず、更にもうすぐ免許制になるということで、誰もが容易くドローンを飛行させることが難しくなってきました。
そこで、厄介な届出や資格の有無は、既に許認可を得ている我々に任せて思う存分空からの視点に想像を膨らませてください。必要な時に、必要な分だけ、ご利用いただけます。

レーザースキャナーについて

レーザースキャナーは建設・設備業界に広く浸透しつつあります。しかし、レーザースキャナーは高額で、さらに運用するにあたり必要とされるソフトウェアも高額です。こうした費用面でもハードルが高いですが、機器を運用するオペレーターの育成も必要であり、導入後すぐに目に見えた効果を発揮することは難しいことが多いようです。しかし、必要な時に、必要な分だけご利用いただけば問題解決です。以下に当てはまる方はお気軽にご相談ください。建設・設備業の方であれば、建築、電気、空調、配管、ダクト等ジャンルを問わず便利にご利用いただけます。
・レーザースキャナーの導入を検討しているが、どんなものか試してみたい。
・客先から3D-CADで図面提出を求められた。
・CADは運用しているが寸法確認や採寸は手作業で行っている。
・建設・設備工事の途中で各所寸法の確認が必要になった。
・現在2D-CADデータはあるが、3D-CADデータが必要になった。
・紙の図面はあるが、CADデータが欲しい。
・図面資料を作りたい
レーザースキャナーは現場をデータ化してパソコン内に入れてしまうイメージなので、特に手作業で寸法確認や採寸を行っている方々は採寸忘れや計画変更による寸法確認など出戻り作業がなくなるのでお勧めです。